自分たちの満足のいく住まいをつくることができ、実際に住まうことができたあと、
生活していくうえでいろいろなことが起こってくるでしょう。
何かあったときに、自分たちで対応が難しい住まいを作ってしまうと、
トラブルがあるたびに誰かの手を借りなければいけなくなってしまいます。
もちろん、大規模な修理に関しては専門家の手を借りるしかないと思いますが、
そうではないときにはできる限り、自分たちで対応できるほうが
良いでしょう。
家の中を自分たちが過ごしやすいように工夫できるところは
工夫する。
電球の取り換え、建具のねじの緩み、網戸の補修、簡単なものは自分たちで
補修できると良いですね。
どんな家を建てようが、住んでいくうちに補修の必要性はでてきますから、
これらのことを住む人がある程度できることも大切です。
一方、昔はお隣同士助け合うことが普通でしたが、
現代ではどうでしょうか。
助け合いは、共済とか保険、そういったお金で買うものになっています。
ですが、やはりいざというときに助け合える土台ができていることで、
生き方も違ってくるのではないでしょうか。
身の回りのことはローテクで構成するのは大事ですが、
いざというときにお互いに頼れる人間関係の構築も
必要ですね。