たとえ高くてもつけたほうがいいオプション、
というものがあります。
もちろん、人それぞれの価値観もあるので、すべての人に
気に入られるようなオプションは、ないのかもしれません。
ですが、実際に暮らしてみて、このオプションがあってよかった
というものも確かに存在します。
そんなオプションを二つご紹介します。
まずはサッシです。
窓ガラスの横のふち部分のことをサッシと呼びますが、
材質がアルミ、樹脂、アルミ樹脂複合サッシなどがあります。
断熱性能が高いと、室温を一定に保ってくれて
外気温に左右されにくくなります。
樹脂サッシだと、断熱性能が高まるだけでなく
結露しにくいというメリットがあります。
窓は、冬には熱が逃げやすく、夏は熱が入りやすい場所になっているため
注意が必要な場所です。
アルミ樹脂複合サッシの場合、サッシ部分がより冷えて、
空気に含まれる水蒸気が水滴となってサッシ部分につきます。
そうすると、空気が乾燥してしまいます。
樹脂サッシだと、サッシ部分の温度が下がりにくいから
結露しにくいのです。
実は、樹脂サッシはアルミに比べると、熱を1000倍伝えにくいと
言われています。
足元に冷気がたまり、不快になることも防ぐこともでき、
カビの発生も抑えることができるのです。
ですので、費用対効果の高い樹脂サッシがお薦めです。
次に、つけるべきオプションというと
コンセントが挙げられます。
コンセントはある程度数が決まっているので、
それよりも多くつけるとなると、オプションになることが多いです。
適材適所につけることができるとベターですが、
家族のライフスタイルや、家族構成が変化することによっても
必要なコンセントの位置は変わります。
ある程度イメージして、この場所には必要であるだろう
という個所には、設置しておいて後からでも対応できるように
しておくと重宝するでしょう。
自分たちのライフスタイルや、今後のことも考えながら、
快適に暮らせるようなオプションを選択してみましょう。