屋上緑化は環境問題の改善に貢献します。

ただ、世間的にはあまり知られていないかもしれません。

屋上緑化が進んでいる背景には、地球温暖化による
ヒートアイランド現象があります。

緑化を進めることにより、環境改善も促しながら
住む人々の生活空間を快適にしていくことに
繋がっていけば、という願いがあります。

しかし、屋上緑化は本格的なものが多いので、そこまでするには
かなり費用もかかるのが現状です。

ただ、ドイツなどではいとも簡単に屋根緑化を
しています。

簡単にするために、どんな植物を選択するかということも、
大切なポイントといえます。

屋根は夏の太陽の輻射熱をそのまま受ける箇所です。

屋根が瓦であれば、はだしであるけないほど熱くなります。

輻射熱の影響で、屋根裏が高温になってしまいます。

現在では、屋根裏をロフトとして使う家が増えてきましたが、
体積を有効に使うこともローコストにする秘訣です。

夏場の屋根裏を快適にするのは、
遮熱と通気です。

熱くなった屋根材の熱を、屋根裏に伝導させないためには
通気層をとることが大事です。

ここで、屋上緑化を考えてみます。

緑化をすると、気化熱の働きと葉の影の力で
太陽の輻射熱はおさえられます。

こうすることで、通気層は不要になります。

屋根も、冬場のための断熱だけでよくなります。

フリーメンテナンスの屋根を実現することで、
ローコストにもつながっていきます。