家は家族が集まる場所ですね。
家の中の中心となる場所は、やはり居間です。
昔は、お茶の間という言葉がありました。
皆お茶の間に集まって食事をし、夜になれば布団を敷いて寝る部屋にもなります。
テーブルを用意すればお客様のおもてなしもすることができますし、
テレビを準備すれば皆が集う場所にもなります。
このように、一つの部屋にいろんな機能をもたせているのが、
昔の茶の間です。
ただ、現在ではお茶の間を中心とした生活スタイルが失われつつあります。
このお茶の間を、家族が集まって寝食もできるような多機能な空間だと考えると、
間仕切りのない、広いワンルームで暮らすという選択肢も
考えられます。
また、子供が幼い間は、こども部屋も必要ないでしょうから、
広いワンルームで暮らすことも不可能ではないはずです。
加えて、間仕切りを設けないことで、ローコスト化も実現することができます。
そして、子供が成長して各自の部屋が必要になったときに、間仕切壁をつかって
こども部屋を増やすことも可能です。
居間は家の中心であり、家族が楽しく過ごすための大事な場所ですから、
集いやすい空間づくりが大事です。