家を購入する際に、土地のことをしっかり考えてみたことはありますか?
昔、その土地が沼や池だったり田んぼだったりすると、
地盤は悪いはずです。
また、団地などの造成地にあっては、盛り土の部分には
注意しなければなりません。
なぜかというと、山の斜面を階段状に造成すると
硬い切土の部分と、柔らかい盛り土部分ができあがるのです。
そのため、地盤を改良したり、杭工事などの必要がある場合は
思わぬ出費がかさんでしまうことになります。
また、大きな樹木がある場合も注意が必要です。
樹木の根っこが腐っていてそのまま残っていたり、
過去の建造物の基礎が残っていたりすることもあり得ます。
つまり、今現在の土地の状態はきれいな更地に見えても、
見ただけではわからないこともあるということです。
余計な出費がかかると、当然ローコストには繋がらないことになります。
目に見えないものについては、近隣の人に昔の土地は
どんな状態だったのかを聞いてみることをお薦めします。
また、敷地探しにおいては、その敷地の多くが汚染されているという
事実があります。
日本のマンション用地の8割が工場跡地と言われています。
ですので、安い土地にはすぐには飛びつかず、
じっくり調査してみることも大事です。