家づくりの情報は、今やネットからの情報が多いですよね。
本当に、たくさんの情報が身の周りにあふれています。
その中で、何を取捨選択していくのか、
これは家をつくる中で大事なことの一つです。
具体的には、自分たちはなぜその間取りを選ぶのか、ひとつひとつを切り離すのではなく、
自分たちのストーリーが全体として思い描けるかどうかが大切となります。
家族構成や生い立ちは一つの家族ごとに違ってきます。
自分たちの未来のストーリーはどんなものを思い描いているのか、
そこをまずはっきりさせてから家づくりにのぞむと、
比較的スムーズな家づくりに繋がるのではないでしょうか。
ストーリー、つまりは時間軸を想像することですが、
今現在思っていること、それとは別に何年後かの未来を
想像して思い描いてみることも家づくりにはとても大事です。
目先のことだけではなく、家族それぞれの思い描く未来を
のせていき、家づくりに生かしていく。
間取りや設備にこだわるのならば、なぜそれを選択する自分がいるのか、
そこを深堀りしてみることは必要なことでしょう。
ところで、2000年台初頭のローコスト住宅に比べると、現在のローコスト住宅の品質はかなり向上しています。
住宅部材の品質向上に加え、住宅メーカーも販売のノウハウを実現させてきているのが大きな理由です。
実際に家を建てることに関わっていくと、
部材の質を落としてローコストを実現していないか?
建物の強度(耐震・耐火性など)はしっかりしているのか?
断熱や換気はしっかりしているか?
など気になることが多々出てくるかと思います。
家づくりにおいては、後悔することのないように
これらをしっかりと自分たちで調べていく必要があります。
住宅メーカーにすべて丸投げすることはリスクが大きい、
と言われるのもローコスト住宅における現実だからです。
それから、ローコスト住宅の住宅部材(キッチン、お風呂、トイレなど)は
比較的お手頃な商品から選ぶのが一般的です。
しかし、住宅部材は使いやすいものを選ばないと
その後の生活で大きなストレスとなることがあります。
ユニット系住宅部材(キッチン、お風呂、トイレなど)のほとんどは
メーカー公式のホームページで確認することができるので、
できる限り細かく確認しておきましょう。
ハウスメーカーでは、その商品の不要な部分を取り除いたりなど、
独自のオリジナル住宅部材に変更して
販売していることも多くあるので、注意が必要です。
また、家の躯体はしっかりとしているか調べる際には
安心できる部材を使っているかなど、メーカーカタログを取り寄せて
確認しましょう。
ローコスト住宅は数多くの住宅メーカーから比較することが大切です。
自分たちがどれだけ家に関する情報を集めたか、それが大事になります。
今のローコスト住宅は高品質・低価格を実現しており、
多くの方に需要があるのも現実です。
だからこそ信頼できる住宅メーカーを見つけることも、自分たちができる大切な仕事のうちの一つになるでしょう。