結婚したから一戸建ての購入を考えている、とか
家族が増えて賃貸住宅を狭く感じられるようになってきたなど、
マイホームの購入を考え始めるきっかけは色々です。
いざマイホームの計画を具体化しようと考えた時、思った以上にお金が必要となることに
愕然とする方も多いでしょう。
そんな時に検討するのが、通常のハウスメーカーよりも安い金額で家を建てられるローコスト住宅ではないでしょうか。
ただ、ずっと住み続けていく家だからこそ、安全性を心配される方もいるかもしれません。
実は、金額の安いローコスト住宅でも、安全性については問題はありません。
どんなローコスト住宅であろうが、国が定める安全性の基準は満たしています。
家を建てる時には、工事へ着手する前に建築確認という工程をふまなければ
なりません。
これは、建設予定の建物や、土地の地盤が建築基準法に違反していないか確認するための手続きです。
建築確認でチェックされるポイントを
いくつか紹介しましょう。
例えば、こういったものがあります。
・住宅の耐震性
・建ぺい率と容積率
・シックハウス症候群への対策
・室内環境の安全性(採光など)
このように、住宅の建築確認では耐震性に関するチェックはもちろんのこと、
住環境の安全性に関する内容も含めトータルでチェックされます。
ですが、ローコスト住宅が安いのは、企業側の努力もあるからこそです。
例えば、建築材を大量に仕入れて、材料費を抑えたり
広告宣伝費を削ったりなど、経費を削減する努力を行っています。
ですから、単に安全性が低いからローコスト住宅の価格が安いということではありません。
それでも安全性に不安がある方は、ホームインスペクションを利用してみても良いでしょう。
ホームインスペクションとは、第三者機関による住宅診断サービスのことを指します。
これを利用することで、施工会社とは関わりのない第三者機関が、
正しい施工が行われているかどうかを監査してくれます。
安全な家に住み続けたい、というのは誰もが持つ思いです。
ローコスト住宅であっても、安心して暮らせるように
様々な方面からの努力がなされています。
住宅購入の選択肢に、ローコストも選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。