ローコストといっても、そのコストには何種類もあります。

初期費用、ランニングコスト、メンテナンスコスト、それから
増改築コスト、また解体にもコストがかかります。

初期費用だけを考えるのではなく、他のコストも考えなければいけません。

安物買いの銭失い、という言葉が示すように、一見得をしたようでいて
結局は損をしていることもあります。

建築する時にお金がなかったのなら仕方ない、と思ってはいませんか?

のちに損をすることがわかっているのに、諦めてしまうのは勿体ないこと
かもしれません。

耐震性や断熱性、耐久性を犠牲にして、家を建築することはないかと思いますが、
最低限この三つだけは確保しておく必要があります。

コストは長い目でみると、建築中も実際に住むときにもかかってくるもの。

長い目でみて、トータルコストを考えつつ、住む上で外せない部分には
しっかりお金をかけることも必要ですね。