今やローコスト住宅といえども、大手ハウスメーカーが
供給する住宅と変わらなくなってきました。

だから、間取りや仕様、設備にこだわるお客さんが増えてきているのですね。

ですが、ローコストにはこんなイメージはありませんか?

規格も決まっていて設計の自由が利かない、
また安全性にも不安がある。。

実はそうではないのです。

今、現状のローコスト住宅はどのようになっているのでしょうか。

ローコスト住宅には
間取りなどにプランがある規格住宅の商品があります。

これには理由があり、間取りと建物の価格が決まっていることで、
設計のコストがおさえられるのです。

でも実は、ローコスト住宅において
企画住宅を選ぶ人は多くありません。

自由設計でも
十分ローコストで建てられるので、
今では自由設計を選択する人は多くいます。

大手のハウスメーカーは、ローコストに比べ価格が高いため、
規格住宅にプランをもっていき、
安い価格にして提供してることが多いのです。

また、設備の範囲については
大量に同じ商品を発注すれば、確かに安くて済みます。

ですが、ローコストはそもそも住宅自体が安いので
設備に投資したとしても
意外とトータルコストは安く済んでしまうものなのです。

実際の設備の選び方というと、ショールームへ行き
自分の好みの設備を選んで、
それを住宅にもりこむ形です。

そのほか住宅のこだわり部分というと、
太陽光発電を採用したり、木材を床に使ってみたりと、
オプションは多種多様です。

今は、設備にこだわって住宅を建てる人が増えてきています。

また、建物を構成する建材も品質があがってきています。

それでも、ローコストに不安がある方には、住宅性能評価を受けてみることを
お薦めします。

住宅の性能は、ハウスメーカーそれぞれ特色があります。

目でみてわかりにくい性能をあらわすものとして、
住宅性能評価というものがあります。

これは、10の項目で住宅の性能を比較できるものです。

①構造の安定、
②火災時の安全、
③劣化の軽減に関すること
④維持管理、更新への配慮に関すること
⑤温熱環境に関すること
⑥空気環境に関すること
⑦光・視環境に関すること
⑧音環境に関すること
⑨高齢者等への配慮に関すること
⑩防犯に関すること

評価を受けた設計図面どおりに施工されているか、
第三者による現場の検査がされるので
安心して住宅を購入することができますね。

この住宅性能評価では、耐震性能と省エネ性能に差が出やすいのです。

耐震等級、省エネルギー対策等級といったように
等級が分かれているので、数字で
住宅を評価することができます。

等級が大きい数字ほど性能がよいので、参考にされると良いでしょう。

今では、耐震等級3や、省エネ等級4をクリアしている会社が増えつつあります。

安く建てても、省エネ性能が悪いと
実際のところランニングコストがかかってしまいますね。

そうなると、建てるのなら省エネ住宅のほうがよいと言えます。

ローコスト住宅での住まいづくり、
楽しんでみませんか?